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ポケットの早期再付着

 歯周病治療において早期にポケットを再付着させてプロービングデップスを浅くさせるかが、最優先の課題である。その為にブラッシングやスケーリングを実施し、自然治癒力を待つ。これがいわゆる歯周病における初期治療である。とかく、一般 開業医では歯周外科は患者さんに敬遠される。患者さんにとっては歯茎を切られることの怖さは我々が考えるより大きいのである。
 そこで、新しい方法をここで紹介する。これは痛みも少なくあっという間にポケットが再付着するので参考にして欲しい

 

症例1
高周波治療の応用例

ごく、普通の歯周病患者である。プロービングデップスが約10mmほどあり、通 常にバス法のブラッシング指導と簡単な歯肉縁下歯石のスケーリング(ルートプレーニングは施しおりません)。その後、高周波治療器で最小出力、最小通 電時間(0.2〜0.3Sec)で通電回数をできるだけ多くする。それだけでおよそ2週間後にアポイントをとる。
この症例では高周波を出力15、通電時間0.3sec、通電回数50回ほどを一回実施のみ。そして2週間ほど様子をみた。

 

2週間後に来院していただき、プロービングデップスを計測すると左の写 真のようにあっという間にポケットが2mmほどになり、治癒傾向になる。見た目も炎症はほとんど無くなっている。もちろん、この後のメンテナンスが重要であるが、この後の骨再生までフォロー中である。