RAIDの設定
初めての経験で最初は試行錯誤!
 一台のPCでバックアップシステムを構築できるRAIDは画期的なものだと思う。本校でもこれまで2台のPCを用意してきたが、取りあえずRAIDを使用して1台で過ごせそうだ。
 RAIDでは、2台のHDDにファイルを分散して保存してアクセスを高速化するRAID0と、2台のHDD双方に同じファイルを保存(ミラーリング)してバックアップとするRAID1が一般的な使用方法のようだが、今回は後者のRAID1を利用したシステムを作った。
 ABITのBX133-RAIDマザーは、オンボードにRAID機能があるので、追加でRAIDカードを購入する必要がない。RAIDの場合のHDD接続はATA/66のIDEソケットにケーブルをつなぐが、最初からこの接続ではWindows2000のインストールに失敗する。Windows2000をインストールするには、まず、HDDの1台とCDROMをATA/33のプライマリソケットに接続してFDISK(MS-DOS起動してコマンドラインから実行)で領域確保し、その1台にOSを通常インストールする。さらにOSにマザーボード付属のRAIDドライバをインストールするところまで行う。つまり、HDD1台でWindows2000をOSとして通常に使用できる状態までセットアップしてしまう。
 以上が完了したらパソコンを停止し、HDD2台とCDROM(OSをインストールしたHDDをプライマリのマスターに、未使用のHDDをプライマリのスレーブに、CDROMをセカンダリに)をATA/66のソケットに接続し直して、これからRAIDの設定となる。
 RAIDの設定は、パソコンリセット後、DELキーを押してBIOS画面を起こし、「Advanced BIOS Features」の画面を選択し、First、Second、Third、それぞれのBoot Deviceを全て「ATA−100」にする。(図1)設定したら一度パソコンを再起動する。再度システムのブート中に今度はCTRLキーを押す。BIOSのRAID設定の画面へと進行(図2)するので、あとはマニュアルと画面の指示に従ってRAID1の設定を行う。(図3
通常は、次の手順でRAIDの構築を行う。
(1)RAIDのモードの選択(通常はRAID0かRAID1、ミラーリングの構築はRAID1)
(2)ソースディスク(コピー元のHDD)とターゲットディスク(コピー先のHDD)を確定する。
(3)コピーの開始・・・通常20〜30分程度の時間を要する。
(4)コピー終了でミラーリング設定の完了。再起動して立ち上げれば同一データが2台のHDDに書き込まれるシステムが完成。

図1

マザーボードに付属している日本語マニュアルは重宝だ。

図2

図3
 今回のレポートはABIT製マザーボードに限定したものなので、他の機材を用いる場合の参考にはならないかも知れないが、何かの参考にしていただければと思います。

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