スペインの旅
 
 2003年夏、僕は地中海沿岸のアンダルシア地方、バレンシア地方、カタルーニュ地方を見て回ることを主目的に、10数年ぶりにスペインを歩いた。
 
 2度目のマドリッド。街の雰囲気は、以前の記憶より多少華やいだ感じか。プラド美術館。ベラスケス、ゴヤ、ムリーリョ、ラファエロ。闘牛、真実の姿。
 
 初めてのアンダルシア地方。コルドバ、セビーリャ、グラナダ。
 コスタデルソル?では建築ラッシュ。EU統合により、西欧諸国の国境が無いに等しくなった以降、地価等物価が安く気候にも恵まれたスペイン南部の地中海沿いに、別荘などの住宅建築フィーバーが発生とのこと。ヨーロッパ中からやって来る中小程度に裕福な人々や、退職後年金生活に入った方々が中心だとか。フランス南部のコートダジュール程のゴージャスさは無いが(テレビで見ただけで実際は行ったこと無い)、こんな所でのバカンスは楽しいだろうなぁ〜な感じ。
 
 グラナダ、アルハンブラ宮殿。
 
 バルセロナ。文化芸術、異民族ごったがえしの街。ガウディの建造物。
 
 帰りの飛行機が機器系に何らかの故障でフライトキャンセルになってしまい、帰国予定日に日本へ帰れなくなり、中継点のアムステルダムで足止めをくった。追加の宿泊費は航空会社側が負担。初めてのオランダ入国。ゴッホ美術館見学など、アムステルダム観光のおまけ付きだった。
 
 高等部2年3組でおみやげ話をすると、関口光一郎君が例によってアムステルダムについての知識を教えてくれて、うんなるほどそんな感じだったなあ、と思える事後学習もできた。