はんごうでごはんを炊こう
                                                    
        2000年4月13日

キャンプやハイキングなどでごはんを炊くことがあります。そのときに使うのが飯盒(はんごう)です。

野外での炊事では火の加減が難しいですが、電気釜で炊いたご飯とは違い、はんごう独特の味や食感があっておいしいです。

はんごうでのごはんの炊き方を紹介しますので参考にしてください。


はんごうでのごはんの炊き方

1.お米の量を測る

 はんごうについている外ふた,内ふたでお米の量を測ります。お米の量は、外ふた一杯で3合,内ふた一杯で2合です。(今回は3合のごはんを炊きます。)

 

2.お米をとぐ

 水で、2〜3回くらいお米をとぎます。

3.水がげんを調整する。

 お米をはんごうに入れて、水を入れます。2合炊く場合は、はんごうの下の線まで水を入れ、4合炊く場合は、上の線まで入れます。

 3合炊く場合は、手をお米の上に平らにあてて、手の甲の上の方まで水を入れます(右図参照)。

4.はんごうにふたをする。

 外ふたをします。このとき,内ふたは使用しません。(内ふたをなくさないように注意しましょう。)

 ふたをした後、はんごうのまわりに台所用粉末洗剤を塗っておくと後ではんごうを洗うときに楽に洗えます。

5.はんごうでごはんを炊く

 新聞紙を丸めて、蒔を置くと火がつき易くなります。

 火がついたら、うちわを使ってはんごうでごはんを炊きます。火は強火で炊きます。

6.ごはんが炊けたのか確認する。

 強火で炊いていると、はんごうの中の水が沸騰し、外に沸騰した水が出てきます。

 はんごうに木を当ててみます。最初はグツグツと振動していますが、この振動が無くなったらできあがりです。はんごうを火からおろし、ふたを開けてちゃんと炊けているか確認します(ふたを開ける時はやけどに注意しましょう)。

7.むらす(できあがり)

 はんごうを逆さにして蒸らします。このときはんごうの底を棒などでたたかないようにしましょう。棒でたたくと底がへこんでしまいます。