不動明王座像
「不動明王」上部 「不動明王」座像
不動明王像は京都市在住の若手仏師 [宗弘作] にて
尾州檜一木作り身丈45cm・総丈90cmの座像で
仏師に発注して半年の制作期間を要し、平成12年春彼岸に納入後、入仏開眼されたものであり
 長善寺本堂で公開しております。

身丈 一尺五寸(45cm) ・ 総丈 三尺(90cm)

平成12年3月 2000年 建立  法印敏行代
お不動さんの愛称で親しまれている明王で、梵語アチャラナータの漢訳で不動尊ともいう。「大日経」では大日如来の使者としての像容がまず明確化して始まり、やがて大日如来が姿を変えたものと解釈されるようになった。大日如来は崇高な仏陀であり、人間に親しみやすい菩薩の姿となり、般若菩薩として現れ我々を強化する。しかし、なお、煩悩にとらわれて迷う衆生を救うために奴僕(ぬぼく)の身となって働き、かつ屈服させても救済しようと、大日如来の教えを実行する忿怒相(ふんぬそう)の明王の身に変じて現れる。

戻る