ACONCAGUA 1992〜93

3行動概要

 @成田からメンドーサまで
   日本からメンドーサまではアメリカ、ブエノスアイレスを経由して飛行機で行く。メンドーサ
  市は、アコンカグア山の登山基地である。我々は、ここの在留邦人:増田四郎氏宅(民宿アコン
  カグア)に宿泊し、ここを現地本部としてアコンカグア登山の準備をする。また、アコンカグア
  山の登山許可証を市内の観光局で取り、食料などの買い出しもする。

 Aメンドーサからプエンテ・デル・インカまで
  アコンカグア山の登山許可証は、市の中心地、サンマルティン通りの「SUBSBCRETARIA DE TURISMO」
 (観光案内所)で受け付けている。午前9:00〜午後6:30までの営業。日曜は休み。(12月24・25日は、
 クリスマス休日なので注意。)
  メンドーサから約200q離れた登山口;プエンテ・デル・インカまでは、定期バスかチャーター
 車(タクシー)で行く。タクシーは、通常定期バスの10倍の料金と言われているが、今回は片道200
 ドルで交渉が成立した。メンドーサから約3時間の道程である。

  Bプエンテ・デル・インカからベースキャンプまで
  プエンテ・デル・インカから先は徒歩となるが、荷物はムーラ(牛)で運ぶ。ムーラ頭のリカルド
 が1頭60sで150$,2頭120sで250$,3頭180sで350$で請け負う。オルコネス谷の合流地点:コン
 フレンシアで一泊。ここまで渡渉なし。
  コンフレンシアからは、砂漠のような広い河原歩き。渡渉が何度もある。ストックが便利。日陰の
 ない灼熱地獄。モレーンの台地にBCとなるプラサ・デ・ムーラスがある。
  対岸のモレーン上にホテル「プラサ・デ・ムーラス」も営業。

 Cベースキャンプから頂上まで
  BCからは、一般にC1,C2を設営してアタックする。C1までは、富士山と同様な登り。
  C1からC2へは、雪面が多くなるが、距離は短い。
  C2から上部は、岩峰を縫いながらの急登。インデイペンシ小屋からアイゼンを着用し、リッジに出ると
 西側への大トラバース。トラバースの後は、大クーロアールとの戦い。意志あるのみ。山頂は、広い。

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