
先日、各報道機関で「運慶作大日如来坐像が米オークションにかけられ 海外流出の恐れがある」と報じられました。
この、来る3月18日クリスティーズにて競売されるという大日如来坐像は、その特徴から建久年間(1190〜1199)前半における運慶の作品と考えられています。
この像は足利氏2代目足利義兼が、栃木県足利市樺崎町の足利氏菩提寺である樺崎寺(廃寺・国指定史跡)の下御堂(法界寺)に安置したという 「三尺(90センチ)皆金色」 の大日如来像にあたると考えられ、日本中世史上においても非常に貴重なものです。
以上のことから、競売によって一部資産家や愛好家のもとに渡り死蔵されたり、外国の博物館や美術館に流出したりすることのないよう、足利市教育委員会によって、文部科学大臣宛ての署名活動が始められました。
足利市教育委員会文化課にメール致しますと、署名用紙を添付ファイルにして返送するとのことです。
mail:bunka@city.ashikaga.tochigi.jp
2月中を目処にして活動を行うとのことです。
http://bdg.sakura.ne.jp/siseki/dainichisyomei.pdf
週明けにも、足利市のサイト(http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/)にアップするそうですので、そちらもご参照下さい。
皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

平成20年2月23日 史跡草子管理人 亜季多幸孝
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