1999年、夏頃、私はヒョウモントカゲモドキで、欧米に比肩するくらいの日本発品種を作りたい、と発言したことがあります。なかなか追いつく事も難しく、追い抜くとなると、正直言って至難の業と言う感じが否めません。
が、今も日本発の品種を作りたいことには変わりなく、オリジナルにこだわりつづけています。
ここにその途中経過を記します。
2001.6.25
私がはじめて飼育したヒョウモントカゲモドキ(レオパ)は、出所不明のWCでした。
初めてとった子はもちろん、このペアから取れたものです。
その子からあまり他の血を入れずに維持してきたのが、この系統です。
関与している購入個体ははじめに購入したペアと1996.8.29にハイイエローとして購入したオスのみです。
この系統の第4世代でかなりキレイな子が取れ、これをオリジナルタンジェリンと自画自賛しています。もちろん、今流通しているタンジェリンには到底及びませんが、WCや、変哲も無いCBから、このくらいのものが造れた、と言うことを見て下さい。
今年(2001年)は、第3代目同士の組み合わせでの4代目と、3代目×パンジャブ(WC)の4代目を狙っています。
以下に「オリジナルタンジェリン」作出の流れを記しておきます。
・個体はコードナンバーで表してあります。
・オスにはナンバーの後にm、メスにはfを記入してあります。
・↓は世代の流れを、=は婚姻を表します。
LG1m |
第1世代 |
LG2f |
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=
↓
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97N−1f |
第2世代 |
H−1m(購入個体) |
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=
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↓
99N−2f |
第3世代 |
H−1m(購入個体) |
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= |
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↓
00NTG−1 |
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関与している個体の詳細
第1世代
WC LG1 LG2
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LG1 WCオス |
LG2 WCメス |
第2世代
’97CB個体 97N−1 メス
H−1 オス ’96年購入個体
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97N−1 孵化後1週間 親に似ずかなり黄色い |
97N−1 孵化後3ヶ月 |
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97N−1 2000年撮影 成長に伴いかなり褪色したが、親とは異なる印象を受ける |
H−1 ’96.8.29購入のオス 地色、斑紋ともに薄い。 |
第3世代
99N−2 メス
H−1(第2世代で使用したオスと同一個体です)
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99N-2 孵化直後 |
99N−2 孵化後2ヶ月 |
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99N−2 孵化後約一年 |
H−1 ’96.8.29購入のオス 第2世代で使ったオスと同一個体(即ち父親と娘の近親交配) |
第4世代
00N2−4
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00NTG−1 |
00NTG−1 |
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00NTG−1 |
2001.8.15 |
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